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認証取得手順

認証取得手順

 
認証取得までの一般的な手順
 

 
 
ここがポイント
準備段階
  1. 経営者によるセキュリテイ問題の認識と理解
  2. 組織体制、役割の設定
  3. 学習
  4. 実態把握
  5. 方針
  6. 実施計画
  7. 実施とレビュー
 
準備段階と入っても、経営の意志、役割責任体制の存在が必須。予算規模、人数規模でスピード感は異なるが、動き始めることが大事。 場合によってはコンサルに入ってもらうのも手。
申請から取得まで
  1. 認証機関へのコンタクト
  2. 見積もり
  3. 契約
  4. 予備審査/予行審査:模擬テストみたいなもの。
  5. 書類審査
  6. 初動審査
  7. 本審査
  8. 認証判定
  9. 登録
  10. サーベイランス(毎年)
  11. 更新審査(3年毎)
先ずは登録までが最初のゴール。認証機関への最初のコンタクトは役割設定された組織が作られたときでも早くはない。どうせ長丁場。組織設立から3年で登録なら、まあ普通かと。
自分で1回まわして、初回レビューの後にコンタクトでもよい。認証機関にとってはずるずる振り回されないだけ、この方が理想的。それでも個々からミニマム1年、組織全体で真面目に取り組めば2年コースかと。
 
認証を取るには、認証機関の審査に合格しなければならない。で、先ず、どの認証機関を選択するかが問題。
  1. 長く付き合える。企業としてみてもしっかりした経営をしている。
  2. 実績がある。No.1でなくてもよいが程々の実績は欲しい。
  3. 審査の品質がよい。審査員の質と量と言ってもよい。経験年数、企業での実務実績、感性/感度、それと頭数(あたまかず。数は力なり)。
  4. 自分の会社をよく知っているところ。関連会社での実績、関連業種での実績。
  5. 育てる姿勢。厳しいだけでは駄目。他の目を恐れる余りやたら厳しいところは、プラス志向が働きにくいので遠慮する。
  6. コンサルタント部門があると審査の客観性の問題があるから気になるが、何らかのコンサル協力の仕組みは欲しい。
  7. 要は会社の仕組みの中に正しく位置づくパートナーの資質があるかどうか。
審査員との相性?が悪ければ、即ち審査員の資質に疑問を持ったら我慢しないで認証機関の窓口に相談すること。変えてもらったほうが企業にとっても認証機関にとってもハッピー。
認証機関に疑問を持ったら、やはり変更することを真剣に考えるべきである。その意味では、企業組織の規模にもよるが、複数の認証機関を入れて、常にけん制が働くようにするのは賢明である。
それなりの規模があるのに認証機関が1社に固まっていたら何かあると踏んだ方がよい。


2004/03/24 First
2004/04/04 k1
2004/10/03 Last

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